今季初のライバル対決はレッドソックスが大勝

【ヤンキース1-14レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

今季ここまで8勝1敗と好調のレッドソックスが、5勝5敗と今一つ波に乗れないヤンキースを本拠地フェンウェイ・パークに迎えた今季初のライバル対決は、両軍の開幕投手が先発したこともあり、緊張感のある好ゲームになることが期待されていたが、レッドソックス打線がチームの勢いそのままに大爆発。2回までに4点を先行し、5対1と4点をリードした6回裏にはムーキー・ベッツの2号グランドスラムなどで大量9得点のビッグイニングを作って14対1で大勝した。

ルイス・セベリーノに代わってトミー・ケインリーがマウンドに上がった6回裏、レッドソックス打線が驚異的な猛攻を見せた。ベッツの二塁打と2つの四球で一死満塁のチャンスを作り、J.D.マルティネスの2点タイムリー二塁打とラファエル・ディバースの犠牲フライで3得点。二死一、二塁となったところで投手がチェイセン・シュリーブに代わったが、死球で再び満塁となり、ミゲル・アンドゥハーのエラー、押し出し、そしてベッツの満塁本塁打で大量9得点のビッグイニングが完成した。開幕から10試合の成績を9勝1敗としたアレックス・コーラ監督は最初の10試合で9勝以上をマークした史上4人目の新人監督に。4打数4安打4打点5得点という大活躍を見せたベッツは「試合に勝つのはどんなときでも楽しいね。(先発のクリス・)セールも素晴らしい仕事をしてくれたよ」とライバル相手の大勝を喜んだ。

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