セグーラが3安打2打点の活躍 マリナーズ快勝

【マリナーズ8-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ネルソン・クルーズ、マイク・ズニーノ、ライオン・ヒーリーといった主力打者を故障で欠くなかでの戦いを強いられているマリナーズだが、日本時間4月11日のロイヤルズ戦では0対10の大敗を喫した前日の鬱憤を晴らすかのように序盤から打線が機能し、ロイヤルズに8対3で快勝。2番のジーン・セグーラがサイクルヒット達成まであと本塁打だけという3安打2打点の活躍を見せると、3番のロビンソン・カノーから6番のギレルモ・エレディアまでの中軸打者4人も計6打点を叩き出して打線の中軸としての役割を見事に果たした。投げては先発のフェリックス・ヘルナンデスが6回途中まで3失点と試合を作り、その後は3人のリリーバーが無失点リレーで試合を締めくくった。

本塁打が出ればサイクルヒット達成だったセグーラは「挑戦しようとしたけれど、本塁打を狙って打つのは難しいんだよ」と自身の活躍を振り返った。主砲のクルーズや正捕手のズニーノの欠くなかで5勝4敗と勝ち越しているマリナーズ。セグーラは「彼らが打線にいなくても多くの点を取れることを証明できた。でも、優勝争いをするためには彼らが必要だ。素晴らしい選手ばかりだからね。4番打者と正捕手を欠きながら戦うのはタフだよ。でも、僕たちは前を向いて戦い続けるだけさ」と苦しいチーム状況について語りつつも、前向きな姿勢を崩さなかった。なお、惜しくも達成を逃したサイクルヒットについては「今までで一番惜しかったかもね。今後もチャンスがあれば狙っていくよ」と話していた。

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