メッシ&スアレスの守備が不十分だったから負けたのか 「バルサは11人相手に8人で守っている」

ローマに敗れて寂しげなメッシ photo/Getty Images

バルセロナは11日にチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでローマと対戦し、0-3の敗北を喫して準々決勝で姿を消すことになった。1stレグでは4-1と勝利していたのだが、2ndレグではそのリードを守り切ることができなかった。ローマとの選手層や実力差を考えても、これはかなり予想外の結果だった。

今季のバルセロナは堅守が1つの自慢だったのだが、それが今回は脆く崩れてしまった。英『Daily Mail』によると、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は最前線のルイス・スアレスとリオネル・メッシの守備参加が不十分だったことが失点増加の原因の1つと分析。

「彼らは失点が多いわけではないが、2枚のストライカーが守備に参加せず、守れるのかは分からない。彼らは基本的に11人の相手にフィールドプレイヤー8人で守っている。これでハイレベルの相手を抑えられるか確信は持てないね」

バルセロナを指揮するエルネスト・バルベルデは昨季までの3トップではなく、[4-4-2]のシステムを採用することも多い。この変更で守備が堅くなったと評判だったのが、今回のローマ戦は崩壊してしまった。このシステムにしたことでメッシら点取り屋の守備負担をさらに軽減できていたはずなのだが、攻撃的な相手を迎え撃つには不十分だったか。

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