2017-18シーズンも終盤に差し掛かり各紙で様々な噂が飛び交っているが、4月の時点ですでにこの夏の移籍が決定した選手がいる。
そこで今回は、現時点でこの夏に他チームへ加入することが決まっている選手を4人ご紹介しよう。
※2018年4月11日現在
1. レオン・ゴレツカ
生年月日:1995/02/06 (23歳)
ポジション:MF
移籍:シャルケ → バイエルン
報じられた移籍金:フリートランスファー
【コメント】
驚きをもって伝えられたゴレツカのバイエルン移籍。
チームの主力でありながらフリートランスファーで宿敵に渡るという決断にサポーターも憤り、移籍発表後に行われたブンデスリーガ第19節のハノーファー戦では「直ちに失せろ」という内容の横断幕が掲げられた。
ゴレツカとバイエルンの契約は2022年6月30日までの4年間。ドイツ最大のクラブでレギュラーの座を掴むことはできるだろうか。
2. ナビ・ケイタ
生年月日:1995/02/10 (23歳)
ポジション:MF
移籍:RBライプツィヒ → リヴァプール
報じられた移籍金:4800万ポンド(およそ66億2000万円)
【コメント】
リヴァプールは昨夏、ナビ・ケイタの獲得を発表。8月末というタイミングであったにもかかわらず、加入は「1年後」という珍しい内容だった。
フィリペ・コウチーニョの移籍により一時は冬のマーケットで加入することも噂されたが、結局はRBライプツィヒに残留。
今季はここまでのブンデスリーガで23試合に出場しており、UEFAヨーロッパリーグではチームの準々決勝進出にも寄与した。
3. アルトゥール
生年月日:1996/08/12 (21歳)
ポジション:MF
移籍:グレミオ → バルセロナ
報じられた移籍金:3000万ユーロ(およそ39億4000万円)
【コメント】
先月、バルセロナはグレミオMFアルトゥールに関する優先獲得権のオプションを手に入れた。これにより、今夏での加入がほぼ決定的となっている。
パス能力に秀で、今シーズン限りでの退団が噂されるアンドレス・イニエスタの後継者としても注目されている。
ブラジル代表からの招集経験があるが、公式戦での出場機会はない。
4. マッティア・カルダーラ
生年月日:1994/05/05 (23歳)
ポジション:DF
移籍:アタランタ → ユヴェントス
報じられた移籍金:2000万ユーロ(およそ24億4000万円)
【コメント】
アタランタの下部組織で育ったカルダーラは、イタリアで将来を嘱望されるセンターバック。
ローン移籍を繰り返し武者修行を積むと、昨シーズンには昨セリエAで躍進したアタランタでブレイクを果たし、冬のマーケットでユヴェントスが獲得を表明した。
正式な加入は2018年の夏で、移籍決定からの1年半はローン移籍という形でアタランタでプレー。
昨年5月にはイタリア代表デビューを飾るなど、注目のタレントだ。