「牡丹寺」に春の彩り 4月中旬が見ごろ 平塚市

春の日差しを浴びる牡丹(4月9日撮影)

 慈眼寺(中原1の23の16)の牡丹が咲き始めた。4月9日時点でピンクや赤が開花しており、4月中旬には白や黄色、マーブル模様のものなどが咲き揃う見通しだ。

 「牡丹寺」という呼び名を持つ同寺では、35年ほど前から牡丹の植栽に取り組んでいる。牡丹の産地でもある大根島(島根県)から行商がやって来たのがきっかけで、毎年少しずつ買い足し、今では300株ほどが参道と境内に植わっている。

 中原詮雄住職は「雨と風に弱く、天候次第で見頃が変わります。一番きれいな姿を皆さんに見てほしい」と、今にも開きそうなつぼみを前に目を細めていた。

 問い合わせは同寺【電話】0463・34・0612。

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