不振脱出のゴールドシュミットの活躍でDバックス快勝

【ダイヤモンドバックス7-3ジャイアンツ】@AT&Tパーク

30本塁打&100打点を通算3度記録しているダイヤモンドバックスの主砲がいよいよ本格的に目覚めたようだ。敵地でのジャイアンツ3連戦が始まるまで9試合で打率.100という大不振に喘いでいたポール・ゴールドシュミットは、ジャイアンツ3連戦の初戦で先制のタイムリー三塁打を放ち、昨日の第2戦では9回表に起死回生の1号同点ソロ。そして、3連戦の勝ち越しをかけた今日の第3戦では、4回表に2号先制ツーラン、6回表に勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、2安打3打点の活躍でチームを勝利に導いた。

トーリ・ロブロ監督は「みんな彼の実績を知っているだろう。彼は毎年のように30本前後のホームランと100前後の打点を記録してきた。今年も同じような成績を期待できるはずさ。シーズン中盤にこれくらいのスランプがあったとしても、それほど騒がれないだろう。シーズンの最初だから低打率が目立って、騒がれてしまうんだ。彼はこれから良くなっていくよ。今日は素晴らしい活躍だったね」とゴールドシュミットの不振について必要以上に騒ぎ立てるメディアにくぎを刺した。打率は依然1割台だが、例年以上のペースで四球を選んでおり、出塁率.370をマーク。ロブロが指摘するように、メジャーを代表するスラッガーのスロースタートを必要以上に心配する必要はなさそうだ。

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