カラスコが3安打1失点完投で開幕から無傷の3連勝

【タイガース1-5インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

開幕2連勝中のカルロス・カラスコ(インディアンス)が、日本時間4月12日に行われた本拠地プログレッシブ・フィールドでのタイガース戦で、今季最高の素晴らしいピッチングを見せた。タイガース打線に許したヒットは1番打者のレオニス・マーティンに打たれた3本だけ。失点もマーティンの1号ソロによる1点だけで、マーティン以外の打者を25打数ノーヒットに封じ込め、昨年9月6日(対ホワイトソックス)以来の完投勝利をマークした。「彼は試合を支配していたね」とテリー・フランコーナ監督はカラスコの好投を絶賛した。

前日までの5試合でわずか10得点のインディアンスは、その5試合で4勝1敗。5試合で5失点という投手陣の頑張りがチームを支え、特に先発投手陣の好投が目立っていた。その流れに乗り、今日の試合ではカラスコが快投。インディアンス先発投手陣の直近6試合での防御率は1.04となり、平均投球回は7イニングを超えている。そして、投手陣の頑張りに応えるかのように久々に打線がつながり、4回裏に6安打を集中してヨンダー・アロンゾ、タイラー・ネークイン、フランシスコ・リンドーアのタイムリーで一挙4点を先制した。なお、この試合では初回にタイガース先発のジョーダン・ジマーマンがジェイソン・キプニスの痛烈な打球を顔面に受けて負傷降板するというアクシデントがあったが、大事には至らず、次回の先発登板も予定通りにこなせる見込みとなっている。

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