スコープ、デービスらの活躍でオリオールズが逆転勝利

【ブルージェイズ3-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ブルージェイズ3連戦の最初の2試合でわずか2得点に終わっていたオリオールズは、日本時間4月12日に行われた3連戦の最終戦では試合中盤に打線が機能し、先発のケビン・ゴーズマンも6回3失点と力投。リチャード・ブライアー、ダレン・オデイ、ブラッド・ブラックの3投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えてリードを守り、5対3で勝利して被スイープを阻止することに成功した。特に「3番・二塁」で先発出場したジョナサン・スコープは先制打を含む2本のタイムリーを放ち、2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

この試合ではスコープのほか、打率1割台前半のスランプに苦しんでいたクリス・デービスも見事な活躍を見せた。デービスはスコープのタイムリー二塁打で先制した直後、二死一、二塁のチャンスでライト後方を襲うタイムリー。7回裏にもヒットを放ち、今季初のマルチヒットを記録した。デービスは「ここ数日、打撃練習では良い感じだったんだけど、試合で結果が出なかったんだ」と語り、ようやく結果が出たことに安堵の表情。バック・ショウォルター監督も「今夜の彼はいつもより良い結果を残したね。目指している打撃に近付きつつあると思うよ」とかつての本塁打王の復調を歓迎していた。

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