外国人新監督を招へい 三菱重工 来季へ体制再編 相模原市中央区

 市のホームタウンチーム・三菱重工相模原ダイナボアーズ(田名)は2日、2018-19シーズンに向けた新体制および新加入選手を発表した。

 3年間クラブを指揮し、このほど退任した佐藤喬輔前監督の後任には、新たにグレック・クーパー氏を招へい。クーパー氏はトップリーグのNECグリーンロケッツでヘッドコーチを務めていたほか、スーパーラグビー(国際リーグ戦)に所属するハイランダーズを率いていた経歴を持つ。このほかアシスタントコーチFW、スクラムコーチも再編され、あと一歩の所で昇格を逃した昨季からクラブは新たな船出を切る形となった。

新戦力11人加入

 新加入選手も同時に発表された。来季新たにクラブに加わる選手は11人(4月9日時点)。中でも目玉は、スーパーラグビーで歴代最多の優勝回数(前身のリーグ含む)を誇るクルセイダーズに所属していたNo.8のジョーダン・タウファ。まだ26歳と若く、今後の日本での活躍が期待される。このほかトップリーグの近鉄、神戸製鋼からそれぞれ経験豊富な榎本光祐、井口剛志が加入。ともに世代別日本代表に選出された経歴を持つ実力者で、数少ない最高峰リーグを知る貴重な新戦力となる。三菱重工が参戦する2018-19リーグは今秋に開幕予定。

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