ワールドカップで33年ぶりに銅メダルを獲得した男子フリースタイルにチームは、翌日、３月の全米学生選手権で3連覇を達成したペンシルベニア州立大での合宿のため同地へ移動。同大学との合同練習に入った。
カレッジ・スタイルで闘う学生レスリングのシーズンを終え、同大学の選手達はフリースタイルの練習を開始。そのほか、クラブチームにはワールドカップにも出場していたデビットテーラーや世界選手権125kg級３位のニコラス・グウィアズドウスキ、プエルトリコ出身で世界2位の実績を持つフランクリン・ゴメスなど、国際大会でも活躍する選手がいて、かなりハイレベルの練習をこなしているという。
井上謙二監督（自衛隊）によると、選手は「今年の世界選手権でも国別対抗得点8位以内に入って来年のワールドカップ出場権を取り、ロシアとイランがいる状況でのメダル獲得」という目標を持ったそうで、気持ちは盛り上がっているという。（写真はチーム提供）
