海上自衛隊横須賀 3人処分

 海上自衛隊横須賀地方総監部は12日、飲食店の客から現金を盗んだとして自衛隊横須賀病院所属の海士長(25)を懲戒免職にするなど、男性隊員計3人を懲戒処分にした。

 同総監部によると、海士長は2016年10月26日夜、横須賀市内の飲食店で女性客のバッグを盗み、財布から現金3万2千円を抜き取った。「女性と口論になり、困らせようと思った」と話しているという。海士長はことし2月8日に窃盗の疑いで横須賀署に書類送検されていた。

 護衛艦「やまぎり」所属の20代の海士長は昨年11月23日午後11時ごろ、護衛艦「たかなみ」所属の海士長(20)はことし2月25日午前2時10分ごろ、いずれも横浜市内で無施錠の自転車を盗んだとして、停職10日の懲戒処分になった。

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