野菜と花の苗 いかが 利用者が栽培 あすから販売 川棚・長崎慈光園

 東彼川棚町小串郷の知的障害者施設「長崎慈光園」(白川利勝理事長)は14、15の両日、利用者が栽培した野菜と花の苗を園内で販売する。
 利用者の自立や就労を支援しようと農業実習に取り組んでいる。利用者と職員計8人が1月下旬ごろから種をまき、ポットに移し替えたり、毎日の水やりをして苗を育てた。
 キュウリやピーマン、ナス、トマトなど野菜約20種、ペチュニア、マリーゴールドなど花3種の苗計約2万8千株を栽培。川畑美穂子事務局長は「利用者が育てた苗は出来が良いと評判。今年も多くの人に足を運んでほしい」と話している。
 販売会は両日ともに午前8時~午後5時。苗は一つ50円と55円(いずれも税込み)で販売する。

栽培した苗を手に販売会への来場を呼び掛ける利用者=川棚町、長崎慈光園

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