JMU、IoT、ICT活用の船舶開発へ新組織

 JFEホールディングスやIHIが大株主の造船大手、ジャパン・マリンユナイテッド(JMU)の千葉光太郎社長は、IoTやICTを活用した船舶の開発に向け4月1日付で「海上物流イノベーション推進部」を新設したことを明らかにした。

 12日に国際海事展「SEA・JAPAN2018」で行われた造船首脳パネルディスカッションの中で技術力強化の取り組みとして言及した。千葉社長は「船舶運航の自動・自律・省人化に向けIoTやICTをどう活用するのか、同部で明確に開発へ結びつけていく」と説明。同部は商船事業本部内に設け、部長には営業部ガス・コンテナ船グループ長だった廣瀬祟氏が就いている。

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