4本塁打で快勝のパイレーツがカブス3連戦に勝ち越し

【パイレーツ6-1カブス】@リグリー・フィールド

7勝2敗という好成績で敵地・シカゴに乗り込んできたパイレーツ。しかし、開幕9試合の対戦相手には再建中のタイガースやレッズが含まれており、パイレーツの強さを疑問視する専門家やファンも多かった。今季のチーム力を測るのに絶好の機会と言える敵地でのカブス戦。その3連戦の最終戦に、パイレーツはグレゴリー・ポランコの2本塁打を含む4本塁打を放って6対1で快勝し、3連戦を2勝1敗と勝ち越した。開幕12試合で9勝3敗は、1992年の10勝2敗に次ぐ球団史上2番目の好スタート。パイレーツの強さは決してフロックではなさそうだ。

パイレーツは初回にポランコの4号ソロで先制。4回裏にカイル・シュワーバーの3号ソロで同点に追い付かれたものの、直後の5回表にアダム・フレイジャーの1号ソロで勝ち越しに成功し、7回表にはポランコの5号ソロとフランシスコ・セルベリの2号スリーランで4点を追加して試合の行方を決定づけた。投げては先発のトレバー・ウィリアムスが6回1失点と好投し、開幕から無傷の3連勝。マイケル・フェリース、ジョージ・コントスとつなぎ、最後はクローザーのフェリペ・バスケスが締めくくった。クリント・ハードル監督は「ここまでの戦いにはとても満足しているよ。選手たちも同じ気持ちなんじゃないかな」と嬉しそうに話していた。

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