リンドーアが打線を牽引 タイガース4連戦をスイープ

【タイガース3-9インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

投手陣の頑張りにより直近6試合で5勝1敗と調子を上げているインディアンスは、今季初のスイープをかけて本拠地プログレッシブ・フィールドでタイガースと対戦した。フランシスコ・リンドーアの先頭打者本塁打をきっかけに、今季あまり元気のなかった打線がつながり、4回までに9得点。先発のトレバー・バウアーは7回2失点の好投で今季初勝利をマークし、終わってみれば9対3の快勝でタイガース4連戦をスイープした。

テリー・フランコーナ監督は「リンドーアはたくさんの情熱とエネルギーを持ってプレイしてくれる。彼がそのようなプレイをしてくれることで、彼だけでなくチーム全体が盛り上がっていけるんだ」とリンドーアについて語る。この試合はまさにフランコーナの言葉通りの展開となり、リンドーアは初回に先頭打者アーチ、2回裏に2点タイムリー二塁打を放つ活躍。それに触発されたかのように打線がつながり、ホゼ・ラミレスの3号ツーラン、ジェイソン・キプニスの2点タイムリー、マイケル・ブラントリーのタイムリー二塁打などで4回までに大量8点をリードして試合を決めた。15安打と9得点はいずれも今季最多。今季ここまで打率.208のリンドーアが今後さらに調子を上げていけば、自ずとチーム全体も勢いに乗っていけるはずだ。

© MLB Advanced Media, LP.