12日にUEFAヨーロッパリーグの準々決勝(2ndレグ)が行われ、アーセナルがCSKAモスクワに2-2で引き分けた。2戦合計スコアが6-3となり、アーセナルの準決勝進出が決定している。
2ndレグで先に2失点を喫するなど、あわや敗退の状況に追い込まれたアーセナル。このピンチを救ったのは、先月同クラブと新契約を結んだばかりのMFモハメド・エルネニー(エジプト代表)であった。2戦合計スコア4-3と同クラブが1点をリードして迎えた75分に、ダニー・ウェルベックからのパスを受けた同選手が敵陣ペナルティエリア内へスルーパスを供給。このパスに反応したウェルベックがゴール右隅にシュートを突き刺し、同クラブがリードを広げた。さらに後半アディショナルタイムではエルネニーが自陣からドリブルでボールを持ち運び、相手の最終ラインの背後にパスを送る。このボールに反応したアーロン・ラムジーが相手GKとの1対1を制し、ダメ押しゴールを挙げた。
同試合に先発した両チームのフィールドプレイヤーの中でトップのパス成功率(94.3%)を記録するなど、気を吐いたエルネニー。パスの供給源であるメスト・エジルを抑え込まれると攻撃が手詰まりになりやすいアーセナルだが、今後もエルネニーが好調を維持すれば、エジルの負担は間違いなく軽減されるだろう。
※本文中の数値はスポーツデータサイト『whoscored』より引用。
参照元:youtube(当該場面は3分25秒~)
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