ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司のプレミアリーグ再挑戦に関する話題が続いているが、行き先候補の1つに挙がっているウェストハムを指揮しているのはあのデイビッド・モイーズだ。モイーズはマンチェスター・ユナイテッド時代に香川を指導しており、そのスタイルに香川はまるで合っていなかった。モイーズに香川の能力を引き出すだけの手腕があるかは大いに疑わしい。
英『HITC』も香川の能力は評価しているが、モイーズとの再タッグには不安も見せている。
「カガワはもう以前のスピードはないかもしれないが、彼にはマヌエル・ランジーニの負担を軽減するだけのプレイメイカーとしてのテクニックがある。カガワはモイーズの下で27試合プレイしたが、スタメンではなかった。それにカガワはモイーズの下で1点も奪っていない。もしモイーズが本気でカガワ獲得を目指すなら、彼の能力を引き出すベストな方法を見つけなければいけない」
また、香川は29歳と決して若くない。近年ウェストハムは同じ29歳のチチャリートことFWハビエル・エルナンデス、DFパブロ・サバレタ、アルバロ・アルベロア、パトリス・エヴラなどベテラン選手を獲得してきており、その補強戦略が
批判されている。同メディアによればサポーターからは、香川、ハビエル・エルナンデス、エヴラと以前マンUに所属していた選手が多いことから、「2012年のチームを作ってどうする?」といった意見まで出ているという。
香川にはエヴァートンも興味を示しているようだが、プレミアリーグに再挑戦するとしてもモイーズとの再タッグだけは避けた方がいいかもしれない。
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