CAも実践!寝不足の原因解明とすっきり目覚める方法

しっかり眠ってすっきり目覚めたい!

CAは夜中のフライトも多く、とても不規則な生活を送っています。

それでも、フライト中はお客さまの命を預かっているいる以上、寝不足で頭が働かないということは許されません。

また、海外のフライト先に滞在する時は時差もありますし、慣れないホテルのベッドで眠らなければなりません。

今回は、寝不足の種類を知って、しっかり眠って目覚めるために心ががけていたことやコツをお話します。

 

生活リズムを整えることが必要

・不規則な生活

・明るいオフィスで残業している

・寝る直前までメールやネットをしている

・遮光カーテンをしている、または部屋に窓が無い

・休日の夜は夜更かししてしまう

当てはまる方はいませんか?

眠気は、体内時計でコントロールされています。

実は、1日は25時間周期というのは聞いたことがありますか?

ですので、放っておくと後ろにずれてしまうそうです。

生活リズムを保つには、できるだけ同じ時間に太陽を浴びて体内時計をリセットしたり、起きている時に運動したりすることが大切です。

海外に滞在する時は、滞在先の時間に合わせたり、帰りのフライトに合わせたり工夫をしていました。

 

睡眠の質を改善することが必要

・朝起きると首や肩が凝っている

・歯ぎしりをしたり、悪夢を見ることがよくある

・夜は付き合いのでお酒を飲むことが多い

・湯船につからず、シャワーで済ませることが多い

・デスクワークが多く、運動はあまりしない

こんな方はいませんか?

早く寝ているのに疲れが取れないという方は、睡眠の質に問題があるのかもしれません。

眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠があります。

レム睡眠は体を休める浅い眠り、ノンレム睡眠は脳を休める深い眠りです。

レム睡眠とノンレム睡眠のワンセットは70~100分程度で、一晩のうちに3~5回、繰り返しているそうです。

この両方が無いと目覚めても疲れが残ってしまいます。

仕事と生活のオンオフを大切にしたり、寝具を見直すのも良いかもしれませんね。

慣れないホテルで眠る時は、枕やタオルケットを持参するCAもいましたよ!

 

睡眠の十分な量が必要

・6時間未満しか寝ていない

・目覚ましが鳴ってもなかなか起きられない

・仕事中に眠くなる

・帰宅後やりたいことが多くて常に寝不足

・休日の朝寝坊が楽しみ

当てはまるという人は要注意!

寝起きが悪かったり、休日に寝だめする方は、睡眠時間が足りていない体からのサイン。

1日7時間の睡眠が理想的です。

6時間なら眠っているんだけど、とよく耳にします。

6時間と聞くと十分な時間だと思ってしまいませんか?

しかし、6時間睡眠を2週間続けると徹夜明けと同じ脳の状態というデータがあるそうです。

日々の生活を見直して、睡眠時間を確保しましょう。

フライト前には、できるだけ7時間以上の睡眠を心がけていました。

 

 

目覚め上手になるには

・起きてすることを決めておく

・ストレッチなど体を動かして目を覚ます

・暖房器具のタイマーなどを使って部屋を暖めておく

・起きたら部屋を明るくする

どれもとても単純で簡単です。

わたしは、目覚めたらとにかくベッドから出て、カーテンを開けて、窓をあける!

これだけで、目覚めがぐっと良くなることが多かったです。

 

眠り上手になるには

・眠る30分前からパソコンやテレビ、スマートフォンなどの強い光は避ける

・熱過ぎるお風呂やアルコールなどの強い刺激は避ける

・アロマを焚く、ストレッチをするなど、眠る前に必ず行う儀式のようなものを作る

・眠れないことに焦らない

こちらもどれも単純で簡単です。

少しの工夫で、体が眠りに入りやすくなると思います。

理想はベッドに入って15分以内で睡眠に落ちることだそう。

ですので、ベッドに入る前の準備が大切です。

わたしの日課は、ぬるめのお風呂にお気に入りの入浴剤を入れて、半身浴をしながら本を読むこと。

これだけで、体が寝る前だ、と自覚するようになるのか、ぐっすり眠れました。

 

いかがでしょうか?

良い睡眠、良い目覚めは、仕事でも良いパフォーマンスにつながりますね。

是非、できることから試してみてくださいね。

 

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