新型装置運用で違反3台 南区で速度取り締まり

 全国一斉で通学路の交通指導取り締まりが展開された13日、相模原南署は、相模原市南区新戸の市道で、持ち運びが可能な新型の速度違反取り締まり装置を使った取り締まりを実施した。

 同署によると、県道と並行する市道は市立新磯小の通学路でもあり、指定速度30キロの生活道路。渋滞する県道を避ける抜け道として使われ、通勤・通学時間帯を中心にスピードを出す車が多いことから、住民から取り締まりを求める声が多く寄せられていたという。

 この日は午前7時から9時まで、JR相模線の下溝駅方面に向かう車を対象に取り締まり装置のカメラが向けられ、映像として記録。違反車両には後日通知する仕組みで、同署によると約2時間で3台が速度違反になったという。

 同署は「要望が多い生活道路を中心に、今後も新型の取り締まり装置を活用していきたい」と話している。

新型の速度違反取り締まり装置を使った相模原南署の取り締まり=13日午前8時40分ごろ、相模原市南区新戸

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