先日のチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ・ユヴェントス戦で、試合終了間際にPKを獲得したのはレアル・マドリードMFルーカス・バスケスだった。PKの判定が正しいものだったかは別として、あそこにしっかりとポジショニングしていたバスケスは称賛されるべきだろう。
これまでバスケスはレアルのサブ組「Bチーム」の選手と考えられていたが、もうその評価は正しくない。ユヴェントス戦のPKも含め、バスケスは今季4つPKを獲得しているのだ。さらに8得点10アシストの成績を残しているため、合計すると22の得点に絡んでいることになる。
スペイン『as』によると、この数字はクリスティアーノ・ロナウドに次いでチーム内で2番目に多いものだ。ロナウドが48もの得点に関わっていることもあってインパクトに欠けるが、バスケスの攻撃性はレアルを大いに助けている。
さらにバスケスは運動量も豊富で、守備面でもチームに貢献できる選手だ。そこに得点に絡む力がプラスされたとなれば、より高い評価を得るにふさわしい。これまでは主力のバックアッパーとの位置づけだったが、バスケスはAチームのスタメンを争える逸材へと成長している。
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