現在セリエAで5位につけているインテルは14日、第32節で8位のアタランタと対戦。両チームともに90分間通してゴールを決めきることができず、スコアレスドロー決着となっている。
目標としている来季のチャンピオンズリーグの出場権獲得へ向けて、貴重な勝ち点を取りこぼしてしまったインテル。試合後のインタビューに応じたインテルのルチアーノ・スパレッティはまず、アタランタ戦を次のように振り返っている。クラブの公式サイトなどが伝えた。
「前半は良いプレイができなかった。相手のチームがうまく機能し、我々はあまりにも多くのミスを犯してしまったよ。彼らのフィジカルとプレスが、我々に多くの困難をもたらした。素晴らしいクオリティを発揮することができなかったね」
「ただ、後半はかなり良いプレイが披露できたと思う。用意したゲームプランで4、5回はチャンスが作れていたね。最後の瞬間まで戦う姿勢を見せ、何度も相手のエリア内やその近くまで侵入したが、最後のところで決めきれなかった」
第26節から第30節までの4試合(延期された第27節を除く)で、10ゴールを挙げていたインテルだが、直近の3試合は無得点と、その鳴りを潜めている。しかし、スパレッティ監督は「問題ない」と見ているようだ。
「今日も難しいアウェイでの戦いだった。このような試合では、イカルディにボールを集めるのも困難。ただ、今日の前半を除けば、直近の3試合は素晴らしいプレイを披露できている。チームは活性化しているし、何度もゴールチャンスが作れているよ」
CL出場圏内にいる3位ラツィオと4位ローマに勝ち点「60」で暫定的に並んだが、15日の試合でこの2チームが勝利すれば、勝ち点差が「3」まで広がってしまうインテル。はたして、同クラブは今季の目標を達成し、欧州最高峰のコンペティションに返り咲くことができるのか。
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