座間市 小児医療費助成、中3まで 今年10月から拡大 座間市

 座間市はこのほど、10月1日(月)から小児医療費の通院助成の対象を、中学3年生までに引き上げると発表した。

 市が行う小児医療費助成事業は、保険診療の自己負担分を補助する制度。現在は小学6年生までだが、子育て支援の充実を図るために対象年齢が引き上げられる。

 全国各地で小児医療費助成の引き上げが行われている昨今。市は「本来は国が自治体格差の無い統一的な制度を作るべき」との立場をとっているものの、周辺の市で対象年齢の拡大が進行。今年度予算で「笑顔あふれる健やかなまち」をめざし、助成事業費として4億5073万円を計上した。市医療課医療給付係の担当者は「今後も周知に努め、5月中旬には中学生の子どもがいる世帯にお知らせと申請書をお送りしますので、早めの申請をお願いします」と話す。

 1歳以上には所得制限あり。問合せは同課【電話】046・252・7213。

© 株式会社タウンニュース社