神戸製鋼、神戸発電所1号機のばい塵濃度超過で停止

 神戸製鋼所は13日、同社の神戸発電所1号機の排ガス中のばい塵濃度が神戸市との協定値を超過したため、先月23日に運転を停止したことを明らかにした。同社の調査によると、煙道ダクトに混入した鉄錆によって、ばい塵濃度が高くなった。煙道ダクトなどを清掃するとともに、ガスタービンの腐食部分を更新するなどの再発防止策をとったという。こうした内容を記した報告書を13日神戸市に提出した。

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