マーテイが5安打4得点の大活躍でチームを勝利に導く

【パイレーツ7-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

「3番・センター」で先発出場したスターリング・マーテイ(パイレーツ)が1回表、3回表、5回表、7回表と4打席連続でヒットを放ち、9回表にはリードを4点に広げる3号ソロ。5打数5安打4得点1打点の大活躍でチームを勝利に導き、パイレーツはマーリンズ3連戦の対戦成績を2勝1敗として3カード連続の勝ち越しを決めた。なお、パイレーツの選手が「5安打・4得点・1本塁打」を記録したのは2012年7月8日のニール・ウォーカー(現ヤンキース)以来6年ぶり。1試合5安打もパイレーツでは2014年6月13日のグレゴリー・ポランコ以来4年ぶりのことだった。

「打席で集中することが我慢強いバッティングにつながっている」とマーテイは好調の理由を明かしてくれた。昨季は339打席で20四球に終わったものの、今季は67打席で8四球。四球を選ぶペースは倍近くになっており、打席でのアプローチに大きな変化が見られるのは誰の目にも明らかだ。「打席でボールをよく見て、相手の配球を上手く読むことができるようになった」とマーテイ。それが今季ここまで打率.305、OPS.947という好成績につながっているのだろう。マーテイに引っ張られるようにして打線は13安打7得点を記録し、先発のイバン・ノバも7回途中3失点の力投。パイレーツは投打が噛み合い、7対3の快勝で開幕からカード負け越しなしを維持し、3カード連続の勝ち越しを決めた。なお、3点ビハインドの9回表に4番手として登板した田澤純一は、マーテイにソロ本塁打を被弾し、1回1失点で今季の防御率を1.86としている。

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