きのう15日までの1週間平均気温は、関東以西の地域を中心に平年より高くなった。特に、九州北部では平年の気温を3℃以上、上回った所がある。
東日本や西日本は18日(水)にかけて、気温が平年並みか平年を下回る日もあるが、週の後半は再び高くなる見通し。特に、21日(土)頃からの1週間は、東日本の太平洋側や西日本で気温が平年よりかなり高くなりそうだ。このため気象庁は、関東甲信、東海、西日本に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
最新の週間予報では、21日(土)~22日(日)は東日本や西日本の内陸で、気温が30℃以上の真夏日となる可能性がある。東京都心でも、22日は気温が29℃まで上がる見込み。まだ暑さに慣れていない時季のため、直射日光が当たる屋外での作業や運動などは、水分補給を心掛けるなど健康管理に注意が必要だ。