カーショウが7回12奪三振1失点の好投で今季初勝利

【ダイヤモンドバックス2-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム

メジャーを代表する好投手であるクレイトン・カーショウ(ドジャース)が7イニングを投げてダイヤモンドバックス打線をわずか2安打、ポール・ゴールドシュミットの4号ソロによる1点だけに抑え、今季4先発目にしてようやく今季初勝利をマークした。1回から6回まで6イニング連続で2三振を奪い、トータル12奪三振で今季初、通算59度目の2ケタ奪三振を記録。ドジャースはカーショウの好投により連敗を3で止め、レギュラーシーズンでの対ダイヤモンドバックスの連敗も11でストップした。

7回1失点の好投でチームの連敗をストップさせたカーショウについて、3号ツーランを含む3打点を叩き出したクリス・テイラーは「チームが苦しいときにカーショウがいるのは大きい。連敗を止めるためにカーショウを使えるなんて贅沢だよね。勝利が必要なときに、彼はいつも好投してくれるんだ。彼はそういう男なんだよ」と語る。開幕から苦しい戦いが続くなか、白星を手にすることができなくても黙々と自らの役割を果たしてきたカーショウ。ヤシエル・プイーグの2点タイムリー、テイラーの3号ツーランなどで5回までに7点を奪い、ようやくカーショウに今季初勝利をプレゼントできたことは、チームにとってこの上なく明るい材料だ。投打が噛み合わず、ここまで5勝9敗と苦しんでいるドジャースだが、この1勝が浮上のきっかけとなるかもしれない。

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