サネを抑え込んだリヴァプール19歳DFがロシアW杯へ? 急激に評価を高めた右SB

リヴァプールで評価を上げるアーノルド photo/Getty Images

リヴァプールはチャンピオンズリーグ準々決勝でマンチェスター・シティを撃破したが、このゲームで重要な役割を果たしたのが右サイドバックを務めたトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。弱冠19歳のアーノルドは右サイドでFWレロイ・サネを監視する仕事を任され、180分にわたって完遂。サネにほとんど仕事をさせることなく、2戦合計5-1の勝利に貢献している。

アーノルドは今季のマンチェスター・ユナイテッド戦では失点の原因になったと批判されるなど、まだパフォーマンス全てが完璧とは言えない段階だ。しかしマンC戦でのパフォーマンスは見事で、怪我が続いていたナサニエル・クラインに代わる貴重な存在となった。

英『Daily Mirror』は、そのアーノルドがロシアワールドカップを戦うイングランド代表に招集される可能性もあるのではないかと報じている。イングランドが4バックを選択する場合、マンCのカイル・ウォーカーやトッテナムのキーラン・トリッピアーなど右のサイドバックには実力者が揃っている。しかし同メディアはアーノルドのマンC戦でのパフォーマンスが代表入りにふさわしいレベルとまで考えたようで、驚きの最終メンバー入りの可能性も0ではなくなってきている。

サネは現在のプレミアリーグで最も危険なウイングの1人で、その1対1でほとんど負けなかったことを考えるとアーノルドの評価が上がるのは当然だ。19歳ながらロシア行きは実現するか。

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