投打がガッチリ噛み合ったヤンキースが12得点で大勝

【マーリンズ1-12ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

マーリンズの球団フロントに加わったデレク・ジーターは、かつて自身が活躍したヤンキー・スタジアムへの遠征に同行することを選択しなかったが、どうやらその選択は正しかったようだ。ヤンキースは先発のルイス・セベリーノが6イニングを投げて被安打1、奪三振8、無失点とマーリンズ打線を圧倒し、打線ではアーロン・ジャッジ、ディディ・グレゴリアス、ゲーリー・サンチェスといった主力打者がその実力を遺憾なく発揮。投打がガッチリ噛み合い、マーリンズ2連戦の初戦に12対1で大勝した。

ヤンキースは初回にサンチェスのタイムリーなどで2点を先制し、2回裏にはジャッジが4号ソロ。ジャッジはこれがメジャー通算60号本塁打となり、通算197試合目での60号到達はMLB史上最速記録となった。5対0で迎えた4回裏にグレゴリアスの4号ツーランでさらにリードを広げ、5回裏にはジャッジのタイムリー、サンチェスの2点タイムリーなどで4点を追加。7回裏にはグレゴリアスがこの日2本目となる5号ソロを放ち、トドメを刺した。投げては大量援護を受けたセベリーノが6回1安打無失点の快投を披露し、失点は8回表にチェイセン・シュリーブがエラー絡みで奪われた1点だけ。ヤンキースがマーリンズに投打両面で戦力差を見せつけた、見事な圧勝劇だった。

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