ブンデスで前代未聞のPK判定 “ハーフタイム中”の選手が呼び戻される[映像アリ]

PKを決めたデ・ブラシス photo/Getty Images

16日にブンデスリーガの第30節が行われ、マインツがフライブルクに2-0で勝利した。なお、マインツに所属する武藤嘉紀はベンチ外となっている。

両チーム無得点で迎えた同試合のハーフタイムにおいて、前代未聞の事態が発生した。前半終了間際にダニエル・ブロンシンスキ(マインツ)が敵陣ペナルティエリア内でクロスを上げると、このボールがフライブルクのDFマーク・オリヴァー・ケンプフの手に当たる。そのままプレイが続行され一度前半が終了したものの、ハーフタイム中のビデオ判定によりマインツにPKが与えられた。一度ロッカールームに引き上げた選手たちがピッチ上に呼び戻されるという異様な光景を受け、場内は騒然。このPKをパブロ・デ・ブラシスが決め、マインツが貴重な先制点を挙げている(公式記録上は前半アディショナルタイムの得点)。

サッカーの競技規則では、「主審が前半または後半終了の合図(延長戦を含む)をしてフィールドを離れた後、または試合を終結させた後は、主審がその直前の決定が正しくないことに気づいても、またはその他の審判員の助言を受けたとしても、決定を変えることができない」と定められている。同試合を裁いたグイド・ヴィンクマン主審は一度前半終了の笛を吹いており、ハーフタイム中の判定変更は前述の規則に抵触していると言える。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の運用方法について、今後も多くの議論が巻き起こりそうだ。

参照元:Twitter

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