ガチチャーハン! 神奈川区から3店舗 6月1日から投票開始 横浜市神奈川区

 横浜市内商店街のチャーハンのナンバーワンを人気投票で決める「ガチチャーハン!」のエントリー店が、このほど発表された。神奈川区内から3店舗が出品。6月1日から投票が開始される。

 市内商店街の活性化を目的に、(一社)横浜市商店街総連合会が8年前から実施する「ガチシリーズ」。今回は「チャーハン」をテーマに全18区31商店街から40商品が名乗りを上げた。神奈川区内からは3商品がエントリーしている。

老舗のシンプル炒飯

 大口あけぼの通商店会の中華 寺尾屋が、その名も「炒飯」(税込480円)で名乗りを上げた。創業66年、2代目の金井辰己社長が約40年前に考案した人気メニューだ。シンプルな美味さを追求。玉ねぎを使うことで、しっとりとした甘味のある炒飯に仕上げた。「初代の味をアレンジして、餃子とともに守り続けている伝統の味です」

XO醤が決め手

 西神奈川三丁目商興会からは、福臨門が「黒チャーハン(税込850円)」で勝負。パラパラのご飯に高級調味料のXO醤と特製醤油で味付けし、コクと香ばしさが際立つ一品に。鈴木綾美店長は「香りがよく幅広い世代から人気のあるメニューです」と話し、「皆さんに『おいしい』と言ってもらえるよう頑張ります」と意気込んだ。

地元が愛す王道の味

 創業53年の老舗やきとり大衆居酒屋鳥作からは「鳥作特製チャーハン(税込756円)」がエントリー。六角橋商店街連合会から声がかかり出場を決めた。ニラ、ネギ、ナルト、豚肉を具材にした、いわゆる「昔ながらのチャーハン」。松橋拓哉オーナーは「チャーハンだけ食べにくる地元の人もいる。これを機に老舗のチャーハンを味わってみてください」

 同イベントのエントリーブックが5月末頃から配布され、投票は6月1日から7月31日までハガキやWEBなどで受付。結果を受け、金賞・銀賞・銅賞が発表される。詳細は公式HP(http://www.gachichahan.com/)で確認できる。
 

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