多くのビッグクラブが熱視線を送っているローマのブラジル代表GKアリソンだが、同クラブの会長を務めるジェームズ・パロッタ氏が守護神の去就について口を開いた。
アリソンはローマ加入2年目となる今季、ここまでコッパ・イタリアを除く全ての公式戦でフル出場。いく度となくチームのピンチを救ってきた。CLでは準々決勝・2ndレグでバルセロナを無失点に抑え、奇跡の逆転突破に貢献するなど、ローマをクラブ史上初のベスト4へ導いている（チャンピオンズカップ時代には準優勝の経験あり）。
そんなアリソンには以前から、リヴァプールやレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンなど、多くのビッグクラブが獲得に興味を示しているとたびたび噂になってきた。しかし、伊『sky SPORT』のインタビューに応じたパロッタ会長は「人々が（アリソンについて）私に質問をし続ける理由は理解できないが、彼は来季も我々のGKだ。我々は彼を売るつもりは一切ない。ノーチャンスだよ」と移籍報道を一蹴。さらに「我々は彼と契約を結んだとき、偉大なGKだと思ったし、売るなんてとんでもないと思ったよ」と明かしている。
評価がうなぎ上りとなっている守護神の放出を完全否定し、残留を強調したパロッタ会長だが、チャンピオンズリーグの活躍次第では、さらに興味を示すクラブが増えそうだ。アリソンの今夏の去就はいかに。
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