ガルシアが快挙達成 田中は4試合連続被弾で2敗目

【マーリンズ9-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

前回登板のメッツ戦がメジャー初先発となり、6イニングを無安打に抑える好投を見せたジャーリン・ガルシア(マーリンズ)が日本時間4月18日のヤンキース戦で自身2度目の先発登板に臨んだ。初回に3つの四球を与えるなど、やや不安定な立ち上がりとなったガルシアだが、5回裏一死からミゲル・アンドゥハーにレフトオーバーの二塁打を浴びるまで無安打投球を継続。ヤンキース打線を相手に5回92球を投げ、1安打無失点の好投で今季初勝利をマークした。一方、ヤンキース先発の田中将大は開幕から4試合連続被弾となる一発を戦列復帰初戦のJ.T.リアルミュートに浴びるなど、5回7失点(自責点6)でノックアウト。今季2敗目(2勝)を喫している。

昨季68試合にリリーフ登板し、今季も開幕から2試合にリリーフで起用されていたガルシアが、先発に回ってから2度目の登板となるこの試合でも簡単にヒットを許さない好投を見せた。5回裏一死からアンドゥハーに二塁打を浴び、初先発からの無安打記録はストップしてしまったものの、初先発から10イニング連続で無安打に抑えたのは近代メジャーリーグでは1953年のボボ・ホロマン(ブラウンズ)と並ぶMLB記録。5四球を与えるなど、決して褒められた投球内容ではなかったが、MLBの歴史に名を刻んだ。打線もリアルミュートの1号スリーランなどで田中から5回までに7点を奪ってガルシアを援護。前日の大敗の借りを返す大勝となった。

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