鯉のぼりで元気と活力を ボランティアグループが展示 秦野市

大階段に飾られた鯉のぼりと五月人形

 秦野赤十字病院(立野台1の1)内の大階段に2匹の鯉のぼりと五月人形が飾られ、来院者や入院患者の目を楽しませている。約7mの大きな鯉のぼりの中には、立体感を演出するために発泡スチロールが入っており、迫力のあるものになっている。五月人形は大階段以外に玄関にも飾られている。

 この展示を企画したのは、同院のボランティアグループ(天野陽子代表)。同グループは、患者等を楽しませようと季節に応じた展示やイベントを企画している。この展示は、患者の早期回復を願い10年以上前から端午の節句や桃の節句に合わせて行われている。人形なども全て寄贈されたものだ。

 天野さんは「少しでもこれを見て、力がついて元気な気持ちになってくれればうれしい」と話した。展示は5月8日(火)まで。

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