18日午後も、東日本や東北はぐずついた空模様の所が多く、東京など関東は気温が15℃前後と3月下旬並みにとどまる予想となっている。一方、西日本や北海道は引き続き晴れて、最高気温が平年を上回る見込み。なお、あす19日（木）は関東でも気温が上がり、全国的に暖かな春の一日となりそうだ。

天気は回復傾向

　関東など東日本や東北でも、低気圧が東へ離れる18日夜以降は天気が回復する。あす19日（木）は朝から晴れる地域が多く、日中は各地で気温が平年より高くなる見通し。
　
　＜19日の予想最高気温（平年差）＞
　札幌　　　18℃（＋6℃）
　仙台　　　19℃（＋3℃）
　新潟　　　19℃（＋2℃）
　東京　　　22℃（＋2℃）
　名古屋　　24℃（＋3℃）
　大阪　　　22℃（＋2℃）
　福岡　　　22℃（＋2℃）
　鹿児島　　25℃（＋3℃）

週末にかけて一段と気温高く

　20日（金）～22日（日）にかけても、日本付近は優勢な高気圧に覆われる予想で、北海道から沖縄まで全国的に晴天が続く見込み。特に、東北南部や東日本、西日本は晴れる時間が長くなりそうだ。暖かな空気に覆われる影響もあり、この3日間は4月としては時季外れの暑さとなる地域が多く、土、日は東日本の内陸を中心に、30℃以上の真夏日となる所がある見込み。
　
　空気が乾いているので、真夏とはひと味ちがう暑さだが、そのぶん火の元、火の取り扱いには充分な注意が必要となる。気温の高い状態が連続することで、身体に負担がかかりやすいことも考えられる。屋外での作業などは、適度に休息や水分補給を心掛けるなど、体調管理にも注意が必要だ。（気象予報士・高橋和也）