チャンピオンとなるチームには、陰からチームを支える存在が必ずいる。
英『Squawka』は2000年以降にプレミアリーグを制したチームから縁の下の力持ちとなった選手を1人ずつ選出しているが、例えば今季のマンチェスター・シティならMFフェルナンジーニョだ。中盤の底でフル稼働したフェルナンジーニョはグアルディオラのサッカーに欠かせないもので、まさにチームの心臓と呼ぶにふさわしい。マンCではケビン・デ・ブライネやダビド・シルバらにスポットが当たりがちだが、フェルナンジーニョのことを忘れてはいけない。
そんなフェルナンジーニョと同じく、2015-16シーズンにプレミアを制したレスター・シティからは日本代表FW岡崎慎司が陰の英雄に選ばれている。当時のレスターではジェイミー・バーディ、リヤド・マフレズ、エンゴロ・カンテの3名が優勝の立役者と言われ、彼らは大きな注目を集めた。同メディアも「岡崎はレスターがどうタイトルを獲得したか、そこで時折名前が忘れられる」とスター選手でないことを認めている。
しかし、岡崎は当時の優勝に欠かせないキーマンの1人だった。「素晴らしいスキル、運動量、プレスは攻撃をガラリと変え、バーディを解放した」と絶賛されており、バーディの能力を最大限活かすには相棒・岡崎が欠かせなかったのだ。
今年に入ってから岡崎は得点が奪えず苦しんでいるが、その運動量やハートの強さは失われていない。レスターで最も戦える選手であることに変わりはないだろう。
●theWORLDオフィシャルニュースサイトが、サクサク読めるアプリになりました!
Android版はこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.theworldmagazine.www&hl=ja