メイリーのサヨナラ打でブルージェイズが延長戦を制す

【ロイヤルズ4-5xブルージェイズ(延長10回)】@ロジャース・センター

ブルージェイズの本拠地ロジャース・センターで行われたロイヤルズ対ブルージェイズのダブルヘッダー第2戦は、3点を先行されたブルージェイズが7回裏に3本のタイムリーで4点をあげて逆転に成功したものの、直後の8回表にセットアッパーのライアン・テペラがアルシデス・エスコバーに1号同点ソロを浴び、延長戦に突入した。10回裏、ブルージェイズは一死からヒット、暴投、敬遠、死球で満塁のチャンスを作り、打席には8番打者のルーク・メイリー。ここでメイリーは低めのツーシームをライト前へ弾き返し、劇的なサヨナラタイムリーで試合に決着をつけた。

開幕から打撃好調の2番手捕手が、チームをダブルヘッダー連勝に導いた。昨季までメジャー3シーズンで打率.183、OPS.496に終わっていたメイリーだが、ラッセル・マーティンに次ぐ2番手捕手として開幕ロースター入り。マーティンの休養日にマスクを被り、今季ここまで4試合に出場して全試合でヒットを放つなど、打率.400、OPS1.071の好成績をマークしていた。この試合でも7回裏無死満塁のチャンスで反撃の狼煙となる2点タイムリーを放ち、デボン・トラビスとスティーブ・ピアースも続いて逆転に成功。10回裏一死満塁のチャンスでも臆することなく積極的に打ちに行き、2球目をライト前へ弾き返して試合を決めた。2安打3打点の活躍で今季成績は打率.421、OPS1.079へ上昇。頼れる2番手捕手が11勝5敗と好調なチームの戦いを支えている。

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