プエルトリコでクルーバー好投 打線は4発で援護

【インディアンス6-1ツインズ】@ヒラム・ビソーン・スタジアム

プエルトリコ・サンフアンにあるヒラム・ビソーン・スタジアムで2連戦が予定されているインディアンス対ツインズは、日本時間4月18日に初戦を迎えた。コリー・クルーバー(インディアンス)とジェイク・オドリッジ(ツインズ)による開幕投手同士の投げ合いとなった一戦は、インディアンス打線が本塁打攻勢でオドリッジをノックアウト。5回表にプエルトリコ出身のフランシスコ・リンドーアが2号先制ツーランを放った際には、球場全体が大歓声に包まれた。投げてはクルーバーが7回途中まで1失点の好投。インディアンスが6対1で快勝し、プエルトリコ2連戦の初戦を制した。

テリー・フランコーナ監督は「クルーバーのピッチングは凄かったね」とエースの好投を振り返った。失点は7回裏にマックス・ケプラーとブライアン・ドージャーに二塁打を浴びて奪われた1点だけ。慣れない球場の慣れないマウンドでもエースとしてしっかり試合を作り、チームを勝利へ導いたのは流石の一言だった。打線は5回表にリンドーアのツーランで先制し、6回表にはホゼ・ラミレスとマイケル・ブラントリーが2者連発。7回表にブラントリーのタイムリーでリードを5点に広げ、8回表にはヨンダー・アロンゾにダメ押しの一発が飛び出した。観客の大歓声にカーテンコールで応えたリンドーアは試合後、「勝つことができたということが一番大切だ。勝利に貢献したのは僕だけじゃない。たくさんの選手がチームに貢献した。出場したほとんどすべての選手が勝利に貢献したんじゃないかな」とチーム一丸となってもぎ取った勝利の喜びを噛み締めていた。

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