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リヴァプール、オランダ代表の両方で地味ながら欠かせないプレイヤーと言われてきたのがディルク・カイトだった。カイトは派手な技術を持っている選手ではなかったが、とにかく運動量が豊富で走り回ることができた。その献身性はクラブと代表の両面で非常に重要視されていた。
今のリヴァプールにカイトの代わりがいるとするならば、最前線のロベルト・フィルミーノだろう。フィルミーノも最前線の選手ながら守備にも走り回っており、あの献身性こそリヴァプールのプレスが機能している理由と言える。
リヴァプール公式によると、カイトもフィルミーノに特別な感覚を抱いているようだ。やはりハードワーカーという部分に共通点があるのか、フィルミーノは得点を決めない日でも重要な貢献をしていると評価。他のFWとは異なるタイプの選手だと紹介している。
「彼は自分自身のスタイルを持っていて、それが彼を特別なものにしている。僕はそれが好きなのさ。点取り屋や、その他のストライカーとは違うんだ。彼は優れた点取り屋でもあるが、自身の全てを捧げるチームプレイヤーでもある。彼のことを詳しく知っているわけではないが、彼のプレイを見れば己のゴールを求めずチームの勝利を欲しがっている。これがフィルミーノの最も大きな部分なんだ」
「彼は得点も決められて、アシストもできる。リヴァプールにとって完璧な選手だと思う。それに彼はハードワーカーだ。自身を犠牲にしてハードワークしている。時に彼は得点もアシストも決めないことがあるけど、彼はいつだって自分のベストを出している」
今季は得点を量産するモハメド・サラーの方が注目を集めるが、フィルミーノの献身性も忘れてはならない。目立ちにくいところもあるが、ハードワークの部分においてはカイト2世との表現が正しいかもしれない。
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