ロシアW杯は出場権を獲得できなかったトルコ代表。2002年日韓大会以来の出場を目指したが、欧州予選グループIは4位に終わり、通算3度目の出場は果たせなかった。
そのトルコ代表の新しいユニフォームが、3月のインターナショナル・マッチウィークに合わせてリリースされた。レッドのホームキット、ホワイトのアウェイキットはそれぞれ3月の代表戦でお披露目となっている。
ここではユニフォームと一緒に、Nikeが公開したユニークなイメージビジュアルも紹介したい。
Turkey 2018 Nike Home
2016年モデルに比べるとやや明るめのレッドを基調に、胸に水平ストライプを取り入れたデザイン。エンブレムはTFF(トルコサッカー連盟)のものではなく、国旗の「三日月と五芒星」を配している。
首元にはトルコ国旗をイメージしたテープ。シャツの素材にはギザギザのグラフィックが特徴的なヴェイパーニットを採用している。
ホームキットは全身レッドが基本となる。3月23日に行われたアイルランド代表とのフレンドリーマッチでホームキットが披露されたが、その試合ではホワイトのパンツを着用していた。
Turkey 2018 Nike Away
シャツの基本的なデザインはホームキットと同じ。胸の水平ストライプには三角形のグラフィックが落とし込まれている。三角形はイスラムの伝統的な模様に使わているが、トルコの有名な山「アララト山」を表しているようにも見える。
胸部をアップで見てみると、胸中央にホールメッシュを施しているのが分かる。ヴェイパーニットを採用しているチームは通気性能の低下を避けるために、ホールメッシュから外れた右胸Nikeロゴ下に胸番号を付けることが多い。
アウェイはパンツとソックスもホワイトを基調。3月27日に行われたモンテネグロ代表戦で、このアウェイキットは初使用された。
ここではNikeが公開したイメージビジュアルから、ユニフォームに関する画像を掲載。ポップでユニークなデザインで、Nikeの各国代表チームのビジュアルの中でも異彩を放っている。
現時点で決定しているトルコ代表の次のフレンドリーマッチは、6月5日にモスクワで行われるロシア代表戦となっている。