大阪ダービーは今週末!G大阪とC大阪の両方でプレーした5人の現役選手

今週末に予定されているJ1第9節の大一番、ガンバ大阪対セレッソ大阪戦。

レヴィー・クルピ監督にとっての初の古巣対決であり、最下位に沈むG大阪としては浮上のキッカケにしたい一戦だ。

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そこで今回は、G大阪とC大阪の両方に在籍した現役の選手を5人紹介しよう。

1. 播戸 竜二

生年月日:1979/08/02 (38歳)
ポジション:FW
現所属:FC琉球(J3)

G大阪の在籍:1998 - 1999年, 2006 - 2009年
C大阪の在籍:2010 - 2013年

Jリーグを代表する“盛り上げ男”、播戸竜二。

38歳になった現在も現役を続けており、今季からは活躍の舞台をJ3に変えFC琉球でプレー。先日のゴールでJ1、J2、J3の全てで得点をあげたこととなり、J3の最年長得点記録も更新した。

その明るい性格から両チームのサポーターに愛された存在で、どちらのクラブでも二桁得点を達成した。

播戸はヴィッセル神戸でもプレーしており、京都サンガを除く関西の3クラブに在籍した経験を持つ。

2. 家長 昭博

生年月日:1986/06/13 (31歳)
ポジション:MF
現所属:川崎フロンターレ(J1)

G大阪の在籍:2004 - 2007年, 2012 - 2013年
C大阪の在籍:2010年

長岡京SSからガンバ大阪のジュニアユースに加入するという、宇佐美貴史と全く同じ経歴を持つ家長昭博。

ジュニアユース時代には本田圭佑や東口順昭とともにプレーし、なかでも本田とは同じ生年月日、同じ利き足、似たプレースタイルという不思議な類似性を持つ。

G大阪で国内の三大タイトルを獲得すると、その後日本代表にも選出。2010年には期限付き移籍でセレッソ大阪へと移り、10アシストを記録しチームのACL出場に貢献した。

昨年、川崎フロンターレでJ1優勝を経験したが、一昨年には大宮アルディージャでJ2優勝の原動力にもなった。

3. 倉田 秋

生年月日:1988/11/26 (29歳)
ポジション:MF
現所属:ガンバ大阪(J1)

G大阪の在籍:2007 -  2009年, 2012年 - 
C大阪の在籍:2011年

ガンバ大阪ユース時代にはキャプテンを務め、日本クラブユース選手権大会でMVPにも輝いた倉田。

西野朗監督から「二川2世」との評価を受けたが、G大阪でなかなか出場機会を得られず、2010年にはジェフ・ユナイテッド千葉、2011年にはセレッソ大阪にそれぞれ期限付き移籍し、2011シーズンにはG大阪との開幕戦でJ初ゴールをあげた。

2012シーズンからガンバに復帰すると、主力に成長。中心選手でありながら3シーズン連続で背番号を変えるという珍しい経歴を持っている(14→6→11)。

4. 橋本 英郎

生年月日:1979/05/21 (38歳)
ポジション:MF
現所属:東京ヴェルディ(J2)

G大阪の在籍:1998 - 2011年
C大阪の在籍:2014 - 2016年

高い技術を持ちながら、それを無闇に使用しない“賢さ”を備えるボランチ。

1998年から14シーズンにわたってガンバ大阪でプレーし、その後はヴィッセル神戸へ。2015年にはG大阪のライバルチームであるセレッソ大阪に移籍し、播戸同様これまで京都サンガを除く関西の3クラブに在籍した。

長野パルセイロへの期限付き移籍を経て、昨年からはJ2の東京ヴェルディでプレー中。公立大学の大阪市立大学経済学部卒業というインテリ派でもある。

5. 武田 洋平

生年月日:1987/06/30 (30歳)
ポジション:GK
現所属:名古屋グランパス(J1)

G大阪の在籍:2012年
C大阪の在籍:2013年

15歳から各年代の日本代表を経験し、大津高校時代にはインターハイや全国高校サッカー選手権への出場、FBS杯での優勝経験を持つGK。

ガンバ大阪では藤ヶ谷陽介、セレッソ大阪ではキム・ジンヒョンからポジションを奪うことができず、それぞれ1シーズンで退団に。

長くレギュラーを掴むことができなかったが2014年に加入した大分トリニータで41試合に出場すると、翌シーズンも33試合でゴールマウスを守る。

その活躍を認められ2016年からは名古屋グランパスに移籍し、現在はミッチェル・ランゲラクに次ぐ2番手と位置につけている。

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