リバーホールディングス、あすから千葉大・京葉銀行と「都市鉱山発掘プロジェクト」開始

 鉄スクラップを主力とする総合リサイクル業、リバーホールディングス(社長・松岡直人氏)は17日、千葉大学と京葉銀行と共同で、市民から携帯電話など小型家電の回収を促進する「都市鉱山発掘プロジェクト」をあす20日から開始すると発表した。千葉大学の環境ISO学生委員会が製作した回収ボックスを、京葉銀行が千葉市内10店舗の窓口に設置。小型家電リサイクルの認定事業者であるリバーHDは各店舗から回収した小型家電を手解体や破砕、機械選別によって鉄や銅など有用な金属をリサイクルする役割を担う。

 回収する小型家電は、(1)携帯電話(含むスマホ)・タブレット端末、(2)時計、(3)携帯ゲーム機、(4)デジタルカメラ、(5)音楽プレーヤー、(6)電子辞書、(7)電子書籍端末、(8)電卓の8品目を対象とする。

 回収ボックスを設置するのは京葉銀行の千葉市内にある(1)本店営業部、(2)本町本店、(3)西千葉支店、(4)稲毛支店、(5)みどり台支店、(6)宮野木支店、(7)こてはし台支店、(8)さつきが丘支店、(9)新検見川支店、(10)幕張支店の10カ所。

 回収する期間は4月20日から2019年3月末まで。

 同プロジェクトは千葉大学と京葉銀行が2017年7月から協同により取り組む「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」における7つの環境貢献企画の一環との位置づけ。

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