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【ロッキーズ2-10パイレーツ】@PNCパーク
雪が舞うPNCパークで2試合連続2得点と勢いを失っていたパイレーツ打線が、天気の回復とともに勢いを取り戻した。ロッキーズ3連戦の最終戦となった日本時間4月19日の試合では、グレゴリー・ポランコやコリー・ディッカーソンといった主力選手が休養のためスタメンから外れたものの、代わりにスタメン出場した控え選手たちが奮起。スタメン出場した野手8人のうち7人がヒットを放つなど、この3連戦で初めて打線が上手く機能し、10対2で大勝して被スイープを回避することに成功した。
パイレーツ打線が目覚めたのは4回だった。序盤の3イニングはロッキーズ先発のカイル・フリーランドの前に無得点に封じられていたものの、4回裏二死からデービッド・フリースが四球で出塁し、続くショーン・ロドリゲスがレフトへの2号逆転ツーラン。さらにエリアス・ディアスがヒットで続き、マックス・モロフのタイムリー二塁打で3点目を手にした。
5回裏には一死一、二塁のチャンスを作り、ジョシュ・ベルのタイムリーとフリースの2点タイムリー二塁打で3点を追加。6回裏にはアダム・フレイジャーがタイムリーを放ち、8回裏にもジョーディ・マーサーの犠牲フライとベルの2点タイムリー二塁打で3点を追加して、終わってみれば13安打10得点の猛攻で大勝した。
5回裏に2点タイムリー二塁打を放ったフリースは「レギュラーが休養して僕やショーン(・ロドリゲス)、マックス(・モロフ)のような控え選手が出場するときに、戦力が落ちないようにしたいんだ。今日はそれを証明することができたし、勝利に貢献できて良かったよ」と自信を含めた控え選手の活躍を喜んだ。クリント・ハードル監督も「フリースはキャリアを通してこのような働きをしてきた選手だからね。試合に出場したときにはしっかり期待に応えてくれるんだよ」とフリースら控え選手の活躍を称えていた。