ブルージェイズ打線爆発!ロイヤルズ3連戦をスイープ

【ロイヤルズ5-15ブルージェイズ】@ロジャース・センター

前日のダブルヘッダーに連勝したブルージェイズが、その勢いのままに15安打15得点の猛攻でロイヤルズに大勝。ヤンキースとの開幕カードを2勝2敗で終えて以降、これで5カード連続の勝ち越しとなったブルージェイズだが、スイープは今季初である。今日の試合では「2番・レフト」で先発出場したテオスカー・ヘルナンデスが1号ツーランを含む4安打4打点の大活躍。「1番・DH」のカーティス・グランダーソンも2安打と2四球で4度出塁してリードオフマンとしての役割を果たし、8回裏にはダメ押しの2号グランドスラムを放った。なお、開幕17試合で12勝5敗の好スタートは球団史上6度目のことである。

「投手陣もよく頑張ってくれているけど、今回のシリーズでは各打者がよく振れていたね。我々は毎試合勝つつもりでプレイしているし、今は良い野球をすることができているよ」とジョン・ギボンズ監督は今季初のスイープを飾ったロイヤルズ3連戦を振り返った。ブルージェイズの快進撃を支えているのは好調な打線。1試合平均6.1得点はリーグ3位の数字であり、得点圏打率.343はリーグトップを走っている。グランダーソンがOPS.957、ヤンハービス・ソラーテがOPS.983と新戦力が好成績をマークしているほか、ヘルナンデスがOPS1.292、ルーク・メイリーがOPS1.227と伏兵たちも好調。不振に喘ぐラッセル・マーティンやランドール・グリチックらが復調すれば、リーグ有数の破壊力を誇っている打線はさらに威力を増すことになりそうだ。

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