エスカレーター、正しい乗り方を

 希望の党の本村賢太郎氏(衆院比例南関東)は18日の衆院国土交通委員会で、エスカレーターの「片側空け」と呼ばれる習慣について、「半身不随の方からは『使いにくい』という声がある」と、国に正しい乗り方の啓発を求めた。

 本村氏は、関東ではエスカレーターを歩く人のために右側を空けておく習慣があることを紹介し、半身が不自由で右側の手すりにしかつかまれない人には負担となっていると主張した。

 国土交通省の由木文彦総合政策局長は、ステップ上に立ち止まって利用することを呼び掛ける一般社団法人日本エレベーター協会の取り組みに触れ、「国交省もマナーの啓発を支援していきたい」と答弁した。

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