プエルトリコで延長16回の熱戦をツインズが制す

【インディアンス1-2xツインズ(延長16回)】@ヒラム・ビソーン・スタジアム

インディアンスとツインズによるプエルトリコ2連戦の第2戦は、延長14回表にインディアンスがエドウィン・エンカーナシオンの4号ソロで先制したものの、その裏にツインズがミゲル・サノーの4号ソロで追い付き、最終的には延長16回までもつれる熱戦となった。16回裏、ツインズはエディ・ロサリオのヒットをきっかけに無死満塁のチャンスを作り、最後はライアン・ラマーがセンター前へのサヨナラタイムリー。ツインズ先発のホゼ・ベリオスは7回無失点と好投し、サヨナラのホームを踏んだのはロサリオ。ツインズはプエルトリコ出身の両選手(ベリオスとロサリオ)が自身の役割をしっかり果たし、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

ツインズのポール・モリター監督は「両選手ともしっかり仕事をしてくれた。ホゼ(・ベリオス)はきっと今日のことを忘れないだろう。ホゼはこれ以上ないくらいのピッチングをしてくれたし、ロサリオもサヨナラのきっかけを作って決勝のホームを踏んだからね」と地元プエルトリコで躍動した両選手の活躍を称えた。待ちに待った地元での登板を迎えたベリオスは「今夜は僕にとってもプエルトリコにとっても大切な一日になったよ」と興奮気味にコメント。ロサリオもベリオス同様、「忘れられない一日になったよ。人生で最高の日だ。プエルトリコで家族や友人と過ごし、彼らの前でメジャーリーグのユニフォームを着てプレイすることができたんだからね」と感情の高ぶりを隠せない様子だった。

© MLB Advanced Media, LP.