チャンピオンズリーグ準決勝で実現したバイエルンとレアル・マドリードのカードは、事実上の決勝戦と言っていいかもしれない。一方のローマ対リヴァプールに比べると、経験値や選手層の面でもバイエルンとレアルが上だろう。特に現在バイエルンは恐ろしい状態にある。
バイエルンは準々決勝でセビージャにやや苦戦したものの、リーグ戦では4月に入ってから攻撃陣が爆発。ドルトムントを6-0、ボルシアMGを5-1、DFBポカール準決勝でもレヴァークーゼンを6-2で粉砕するなど、彼らの攻撃は危険極まりない。スペイン『as』は1stレグをバイエルンのホームで戦うことを警戒しており、レアルも最大限の注意を払わなければ1stレグで大量失点してしまう恐れもある。
独『Bild』によると、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は「水曜日まで集中していないとね。レアル・マドリードを撃破できるチームが1つあるとするなら、それはバイエルンだ」と自信満々のコメントを残している。確かに今回のベスト4の中で最もレアルに勝つ可能性が高いのはバイエルンだろう。
ここまでレアルはパリ・サンジェルマン、ユヴェントスと難敵を打ち破ってきたが、バイエルンはベジクタシュ、セビージャと比較的楽な相手と対戦してきた。異なるルートでベスト4進出を決めたわけだが、決勝へ進むのはどちらなのか。
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