アストロズ・コールが再び好投 防御率は0点台に突入!

【アストロズ7-1マリナーズ】@セーフコ・フィールド

1勝1敗で迎えたアストロズ対マリナーズの4連戦の第3戦は、ゲリット・コール(アストロズ)とマイク・リーク(マリナーズ)の両先発が好投し、1対1の同点で終盤に突入した。7回表、アストロズは無死二、三塁のチャンスを作ってマーウィン・ゴンザレスの2点タイムリーで勝ち越しに成功し、この回は打者11人を送り込む猛攻で一挙6得点。コールは7回95球を投げてマリナーズ打線を5安打1得点(自責点は0)に封じ、今季2勝目をマークした。コールは4先発連続で7イニングを投げ、自責点はわずか3。防御率0.96という驚異的な数字を残している。

女房役を務めたブライアン・マッキャンは「今夜は彼のベスト・ピッチングではなかった」とコールの投球を振り返ったが、デレク・フィッシャーのホームラン・キャッチなど好守に助けられたとはいえ、7回1失点(自責点0)という結果は先発投手の仕事を十二分に果たしたと言えるだろう。A.J.ヒンチ監督が「忘れてはいけないけど、ウチの打線は強力だよ」と語ったように、6回まで1得点と沈黙していた打線は、7回表に一挙6得点と爆発。好投を続けるコールを見殺しにはしなかった。マリナーズに連勝したアストロズは、レッドソックスに連敗した地区首位のエンゼルスに1.5ゲーム差まで接近。王者が「定位置」に就く瞬間は刻一刻と迫っている。

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