ジェンナーロ・ガットゥーゾ率いるミランが今夏補強したいポジションの1つが最前線だ。パトリック・クトローネが奮闘しているものの、ニコラ・カリニッチとアンドレ・シウバは期待に応えることができていない。さらに上位を目指すにはトップレベルのFWが必要となるだろう。
そんな中で現在ミランが注目しているのがトリノFWアンドレア・ベロッティだ。以前からミランはベロッティに注目してきたが、ここへきてベロッティが今夏にトリノを離れる可能性が出てきたと指摘されている。そのベロッティについて、ミランOBのクリスティアン・アッビアーティ氏は同クラブのレジェンドFWアンドリー・シェフチェンコと被る部分があると主張している。
伊『Premium Sport』によると、アッビアーティ氏は「ベロッティは少しシェフチェンコを思わせるね。2人とも優れたフィニッシャーだ。シェバは100本シュートを打てば90点は取る。彼の得点率は信じられないものだったんだ。私は2人に似ているところがあると見ているよ」と語っており、シェフチェンコ2世となれるか期待している部分もある様子。
さらに伊『Calciomercato』は、ガットゥーゾが現在使用している[4-3-3]から[4-3-1-2]に変更する可能性があると報じており、このシステムは元会長のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が好んでいたスタイルだ。仮に2トップとなるなら、機能するかは分からないがクトローネとベロッティのイタリア代表コンビもあり得る。ますますFWの補強が必要となってくるだろう。
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