ジャッジが最速61号 チャップマンは三者三振の快投

【ブルージェイズ3-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

今日から始まったブルージェイズ対ヤンキースの4連戦は、ヤンキースがディディ・グレゴリアス、アーロン・ジャッジ、アロルディス・チャップマンらの活躍により先勝。ベテラン左腕・CCサバシア(5回途中2失点)の戦列復帰初戦を白星で飾った。同点の5回裏にグレゴリアスが勝ち越しタイムリーを放ち、7回裏にはジャッジが歴代最速となる通算199試合目での通算61号アーチ。1点リードの最終回はクローザーのチャップマンが登板し、圧巻の三者連続空振り三振で試合を締めくくった。

マーク・マグワイアが持つ「通算204試合目で通算61号本塁打」のメジャー最速記録を更新したジャッジは「勝率5割前後をウロウロしたくなんかない。僕は毎試合勝ちたいと思っているんだ。でも、まだシーズンは長いし、これからどんどん良くなっていくと思うよ」と自身の記録には目もくれず、チームの勝利を喜んだ。決して楽な試合展開ではなかったものの、各選手が自分の役割をしっかりこなし、チームに貢献。8回表にはデービッド・ロバートソンが無死満塁のピンチを招き、カーティス・グランダーソンのタイムリーで1点差に迫られたものの、後続をしっかり抑え、リードを死守した。これでヤンキースは9勝8敗となり、白星が先行。好調・レッドソックスが地区首位を快走しているが、ここからライバルの背中をしっかり追いかけていきたいところだ。

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