ヴェンゲルがいなければ今はなかった…クロップ監督、退任を寂しがる

『Football London』は20日、「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、アーセン・ヴェンゲル氏の退任について語った」と報じた。

今季終了後にアーセナルを離れることが決定したヴェンゲル氏。契約はまだ残っていたが、それを解除する形になったようだ。

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同じプレミアリーグでしのぎを削ってきたクロップ監督は以下のように話し、ヴェンゲルの成功を称賛したとのこと。

ユルゲン・クロップ 「今日の朝、私はヴェンゲルの退任を聞いたよ。

驚かされた。しかし、まずは何より彼の決断を尊重しなければならないよ。

彼はサッカー界での影響力を持っていたし、今もそうだ。彼は素晴らしいキャリアを持っている。

傑出したパーソナリティがあり、ビジネスでは大きな存在だったし、何かをすぐに変えられる男だった。

彼はとても長い間アーセナルにいた。何年だっけ?22年だって!長いね!彼は非常に成功した人物だ。

おそらく、この数ヶ月は皆が満足できるような結果ではなかっただろう。

しかし彼はいつもチームを発展させてきたし、90年代から2000年代初頭にかけては圧倒的な人物だった。すべてのものを勝ち取ってきたんだ。

彼は素晴らしいサッカーをしていた。そして、私は彼の仕事をいつも称賛してきた。

私がイングランドに来てからは、少し変わってきた。私が彼に挑戦しなければならなくなったからね。

しかしドイツにいたときは、ヴェンゲルはいつも大きなお手本となっていた。

彼がいなければ違っていただろうね。ヴェンゲルが引退するのか、それとも他のクラブに行くのかはわからない。

うまく行けば、私は彼にいつかまた会えるだろう。そして、個人的な話もできるかもね」

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